二人暮らしをするのに、1LDKの部屋にしようかな、と思っているけれど本当にそれでいいのか不安……
- 1LDKだとやっぱり狭いかな?
- ずっと一緒にいるとストレスになるかな? やっぱりプライベートな空間って必要?
そんなふうに思ってこのページをのぞいてくださったのでしょうか。
結婚2年目、夫と1LDKの部屋で暮らしているアラサーのミノリです!
結論から言ってしまうと、初めて一緒に住むカップルの二人暮らしなら、1LDKがおすすめです!!
わたし自身も結婚して一緒に暮らすことになったとき、同じように悩みました。
20代前半のような、柔軟性のあるうちに一緒に住み始めるならともかく、アラサーにもなると自分のペースや譲れないものが出てきます。
「わたしは本当に他人と一緒に暮らせるのかな?」とまで思いました。
この記事では、わたしが実際に住んでいる間取りを示しながら、
- 二人で1LDKに住むメリット・デメリット
- 二人暮らしの間取りを考えるときのポイント
- 2部屋以上ある部屋に暮らす友人の意見
- 二人で1LDKに快適に暮らすためのポイント
などについて紹介していきます。
この記事を読めば、「二人の暮らしをつくっていこう!」と1LDKの間取りで暮らすことにわくわくした気持ちになれるはず!
まずは気になるところをチェックしていってくださいね!
新婚・同棲カップルに1LDKの間取りをおすすめする理由
さっそく1LDKの間取りをおすすめする理由をまとめます。
- 一緒に過ごす時間が多くなる
- プライベートな空間も確保できる
- 掃除が楽
- コンパクトな家具・生活への見直しができる
- 家賃がお手頃な場合が多い
- 電気代が節約できる
一緒に過ごす時間が多くなる
わたしが1LDKの間取りをおすすめする理由は、
「二人が一緒にいる」ということが、二人にとってのデフォルト(基本)になる可能性が高いからです。
部屋数が少ないので、自然と一緒に過ごす時間が長くなります。
「プライベートな空間が大事」という意見も分かります。
わたしも一人で過ごすのが好きなタイプです。
でもちょっと想像してみてください。
- 別々の生活ペースで過ごすのが自然な二人→どちらかに合わせたり、歩み寄って二人のペースを作る
- 一緒にいるのが自然な形の二人→それぞれで別に過ごすようになる
どちらが無理なくできそうですか?
わたしは、先に二人でいることが自然であるところからスタートするのがスムーズだと思います。
自分のペースで過ごすのは、いつでもできます。
最初は少しすれ違うことがあっても、「二人でいる」を基本に新しい生活をスタートするのは、長く一緒に暮らしていくポイントになるのではないかと思います。
プライベートな空間も確保できる
我が家がプライベートな空間を確保することができている理由は二つあります。
- 必要時は引き戸で部屋を区切ることができるから
- パソコンの位置を工夫しているから
我が家は、夫のパソコン部屋兼寝室とリビングを引き戸で区切ることができます。
どちらかが具合が悪くて寝ているとき、仕事の都合などで早めに寝るときは、仕切りがあるので便利です。
諸刃の剣な部分もあって、ケンカした時にこの引き戸をどちらかが引いた場合は、それは宣戦布告になります。
できればこの引き戸は使いたくないんですけどね。
もう1つ。夫が使うパソコンは、壁に向けてリビングから背を向けるように置いています。
(何となく置いただけで、特に意図があったわけではないのですが)
夫はパソコンに向かって、わたしはテレビのほうに向かっていることが多いので、距離的には近くにいても、それぞれの時間を過ごすことができます。
何かあって夫に話しかければ、回転式のパソコンチェアのため、すぐに振り向いてくれて会話もできますしね。
お互いの存在を感じながらも、視線を感じさせない家具の配置も大切だな、と思います。
掃除が楽
これにつきます!
わたしはズボラな人間で、掃除がものすごく苦手です。
でも、部屋が狭ければ、あっという間に終わってしまいます。
休日はちょっとがんばってお風呂やトイレなどもしっかりめに掃除しますが、平日は使い捨てのフロアワイパーをかけるだけ。
部屋中かけても、ものの5分もあれば終わります。
コンパクトな家具・生活への見直しができる
何かほしいな、と思ったときにも
「うちに置いたらどうかな?」
「収納におさまるかな?」
と考えるクセができています。
家賃がお手頃な場合が多い
いずれは結婚・子どもをもつことを視野に入れているカップルなら、貯金をしておきたいと考えることも多いでしょう。
家賃が1万円違うだけで、年間12万円も差が出ます。
多少狭くても、将来のことを考えて1LDKを選ぶ選択肢は大いにありです。
電気代が節約できる
部屋の数が多くなって、それぞれが別の部屋で過ごす場合、当然ですが電気代が高くなります。
特に、夏場や冬場のエアコンが必須の時期。
1LDKのデメリット
もちろん、同棲・新婚カップルにとって1LDKはメリットばかりではありません。
- 完全なプライベート空間を作るのは難しい
- 収納が少ないことが多い
- 子どもができたらどうする?
完全なプライベートな空間を作るのは難しい
うちでは工夫してプライベートな空間をある程度作ることができていると書きましたが、完全に一人になることは難しいです。
1人じゃないと眠れない、二人の生活パターンがまったく合わなくて個室が必要、という場合は二部屋ある間取りを選ぶのをおすすめします。
ちなみに、同じ部屋で寝ることについては、慣れもあると思います。
わたしも夫もわりと神経質な方で、交際中はどちらかが目覚めると、片方も同時に目が覚める、ということも多かったですが、慣れてきた今では、二人で寝ていることを忘れるぐらい熟睡していることがほとんどです。
収納が少ないことが多い
うちでは、クローゼットに夫の服、移動式ラックにわたしの服を収納しています。
わたしは女性にしては服が少ないほうです。
逆に収納が少ないことで、数は少なくても気に入ったものを着よう! と衝動買いをすることが少なくなったように思います。
わたしのミニマリストライフに関する記事はこちらもどうぞ>>>ミニマリストになりたいアラサー女子のかばんの中身を公開
子どもができたらどうする?
結婚した友人たちに聞いても、よく聞いたのがこの意見でした。
新婚当初や、同棲カップルなら1LDKを文句なくおすすめできます。
でももし子どもが生まれたら……
- 子どもが夜泣きしたら、寝室は別々のほうがいいのかな?
- 子どもに必要なものを置くスペースがないのでは?
など、いろいろな不安がでてきますね。
子どもが生まれたら、広い部屋に引っ越す予定だという意見も聞きました。
わたしもまだこの問題には直面していないのですが、今後考えていかないといけないかもしれませんね……
2部屋以上ある部屋に住んでいる友人の声
わたしは自分が住む部屋の間取りを考えたときに、先に結婚していた友人にも意見を聞いてみました。
2部屋以上ある家に住んでいる友人の意見を聞いてみたところ……
- 2部屋あっても、1部屋は物置き・ウォークインクローゼットみたいになっている
- 長く住む予定だから、1部屋はいずれ子ども部屋にすればいいかなと思っている
といった意見を聞きました。
新婚・同棲カップルが間取りを考えるときのポイント
1LDKのメリット・デメリットをどちらも見てきたところで、間取りを考えるときのポイントを整理してみます。
- お互いの荷物の量
- 家具などでプライベート空間を確保できそうか?
- 寝るときのスタイル
- ちょうどいいと感じる室温の違い
お互いの荷物の量
あらかじめ、お互いの荷物の量を把握しておくことを強くおすすめします!
収納を確保するためのポイントとしては
- 収納の多い家を選ぶ(当たり前)
- 部屋数の多い家を選ぶ(当たり前)
- たんす(チェスト)、ハンガーラックなどの収納家具を増やす
など、無理のない生活スペースを確保できるか考えましょう。
家具などでプライベート空間を確保できそうか?
わたしたちは先にもお話ししたように、テレビやパソコンの置く位置を工夫することで、四六時中視線が交わることがないようにしています。
なにかラックを置いたり、観葉植物を置いたり、視線を散らすことでストレスは減らすことができます。
わたしが参考にしていたウェブサイトはコチラです(二人暮らしのインテリア紹介ページ)>>>good room journal
広くないスペースでも、工夫して楽しく・片付いて暮らすことができるんだなあ、とわくわくした気持ちになれるので、一度覗いてみてください。
寝るときのスタイル
真っ暗じゃないと眠れない? 明かりがついていないと眠れない? といった問題が出てくる可能性があります。
二人で暮らす! ということがうれしくて、そんなことはささいなことだと感じてしまいがちですが、人間の三大欲求に関することなので、よく考えてみることをお勧めします。
わたしは、明るさはあまり気にならないのですが、静かな環境で寝たいタイプ。
夫は、アニメを観ながら寝たいタイプ(こういう人、他にもいるのかな?)
しかも夫は、たいてい最後まで観ずに寝入ってしまいます。
わたしは筋のあるものだと最後までつい見てしまうタイプで(どんなつまらない映画でも最後まで観てしまう)、画面がチラチラしていると眠れないんですよね。
このことでは、今でもたまにもめます。
ちょうどいいと感じる室温の違い
これは友人に聞いた話なのですが、友人のパートナーがちょうどいいと感じる室温は、彼女にとっては真冬の極寒くらい寒く感じるそうです。
寝るときの環境もそうですが、こういう生理的にどうしようもない点については、よく考えたほうがよさそうです。
1DLKで快適に暮らすためのポイント
それでは、「やっぱり1LDKがわたしたちには合っていそう!」と決意したあなたのために、わたしが実際に1LDKで暮らして分かった、快適に暮らすためのポイントをご紹介します。
- お互いの気配を感じつつ気にしない
- それぞれの定位置をなんとなく決める
- 家事の配置を工夫する
- 家事を協力して行う
- ケンカを長引かせない
お互いの気配を感じつつ気にしない
一緒にいると楽しいけど、ずっと一緒じゃ息がつまることもある。
いい意味でお互いが「空気のような」存在になれるのがわたしの理想です。
それぞれの定位置をなんとなく決める
うちでは、夫はパソコン前、わたしはリビングのソファが定位置です。
なんとなく、自分の場所という感じがして落ち着きます。
それから、キッチンの隅も何気に隠れスポットです。
家具の配置もポイント
何度も書いていますが、常に視線が交わっているとストレスを感じることもあります(ほんとにラブラブ期はそれもいいと思いますが)。
うまくプライベートスポット(空間とまでは言わない)ができるといいですね。
家事を協力し合う
狭い部屋だと、いやでもお互いの動きが目に入ります。
お互いの機嫌がいいときは、「手伝おうか?」なんて声を掛け合って家事をすることができます。
でも、自分が家事をしているのに、相手がダラダラしたり遊んでいるところが目に入るとイライラすることも。
お互いを思いやって家事を分担できるとすてきです。
そういったルールを二人で考えるのもおすすめです!
ケンカを長引かせない
狭い家だと、ケンカをしても完全にお互いを無視して過ごすのは難しいです。
でもこれは逆に、仲直りをしやすいというメリットでもあります。
ケンカをしても、少なくともその日のうちには話し合って仲直りするようにする、と二人で決めておくのもいいですね。
まとめ
1LDKでの二人暮らしのメリット・デメリットについてもう一度まとめてみます。
- 一緒に過ごす時間が多くなる
- プライベートな空間も確保できる
- 掃除が楽
- コンパクトな家具・生活への見直しができる
- 電気代が節約できる
- 完全なプライベート空間を作るのは難しい
- 収納が少ないことが多い
- 子どもができたらどうする?
- お互いの気配を感じつつ気にしない
- それぞれの定位置をなんとなく決める
- 家事の配置を工夫する
- 家事を協力して行う
- ケンカを長引かせない
広い家に住むのは、ある意味いつでもできます。
あえて狭い家で二人で寄り添ったり、たまにはぶつかったりしながら、「二人の部屋」を作り上げていくのも素敵な体験です。
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