あなたは、何かの理由で落ち込んでしまったり、元気が出ないとき、考えれば考えるほどネガティブな方向に進んでしまうことはありませんか?
もうこれから、いいことなんて起こりっこないって思って、全部放り出してしまいたいような絶望的な気分になってしまったり。
わたしはそんなことばかりでした。
もちろん今でも、「落ち込むことが全然なくなった!」なんていうと、嘘になってしまいます。
でも、あることをするようになってから、前よりネガティブな状態から立ち直るのが早くなったように思うんです。
その方法は、元気なうちに「落ち込んだり元気がなくなったりしたときに、やると元気が出ることリスト」を作っておくこと!(リストの名前、長い!)
そして、何だか元気がないな~と感じてきたら、そのリストに書いてあることをやってみるんです。
わたしはそんな単純な人間じゃない! って思いましたか?
でも、やってみると効果は絶大。れっきとしたストレス解消法の一つと考えられているんですよ。
あなたも一緒に「元気が出ることリスト」を作ってみませんか?
時間のあるときに、ゆっくりおいしいお茶でも飲みながらやってみると、たのしいですよ!
わたしのリストも公開しちゃいます!
「元気が出ることリスト」を作っておくことをおすすめする理由
誰にでも、すごく落ち込んで、どんどんネガティブなことばかり考えてしまって、明るい気持ちになれないことってありますよね。
でも、なんとかしてその負のループから抜け出したとき、振り返ってみると、きっかけはすごくささいなことだったりするんですよね。
でも、落ち込んでいるときには、そんなことを思いつく余裕もない。
ならば、元気が出るうちに、「元気が出ることリスト」を作ってしまおう! というわけです。
わたしがストレスについて勉強したのは、看護学校でラザルスの認知行動論が最初です。
ラザルスは、ストレス対処行動(ストレスコーピング)を次のように分けています。
- 問題焦点型コーピング:ストレスの根本的な原因を取り除く
- 情動焦点型コーピング:感情を外に出すことによって気持ちを整理するか感情発散型と、誰にも離さず心の中に抑圧してしまう感情抑制型がある
- 認知的再評価型コーピング:問題に対して見方や発想を良い方向に変える
- 社会的支援探索(要請)型コーピング:誰かに相談したり、アドバイスを求めたりする
- 気晴らし型コーピング:いわゆるストレス解消法。気分転換、リフレッシュ
「元気がで出ることリスト」に書かれることは、「気晴らし型コーピング」に分類されるものが多いのかな、と思いますが、「友達に話を聞いてもらう」などは「社会的支援探索(要請)コーピングになりますね。
自分の「元気が出ることリスト」を考えるときに、こうした分類を参考にしてみるのもいいかもしれません。
わたしの元気が出ることリストを公開
わたしの元気が出ることリストを思いつくままに書いてみます。
すぐにできるものと、ちょっとがんばって外に出てできるものに分けてみました。
参考になるといいな、と思います。
いますぐできる「元気が出ることリスト」
- カーテンを開ける
- 顔を洗う
- 手を洗う
- 丁寧にメイクする
- 好きな飲み物をゆっくり入れる(コーヒーやミルクティ)
- 甘いものを食べる
- ノートに考えていることを書く
- 文通友達に手紙を書く
- 本・マンガを読む
- 半身浴する
- 好きな入浴剤を入れる(クナイプのバラの香りが好き)
- 好きなテレビ、映画を観る
- プライムビデオで観たい映画をリストアップする
- そのうち一つを見る
- インスタグラムでかわいい動物の画像や動画を見る
- 学生時代からの仲のいい友人たちとのLINEグループに落ち込んでることを書き込んで相談する
- 映画や美術展など行きたいものに行く計画を立てる
- マッサージポールに乗ってゴロゴロする
- 逆立ちする
- YouTubeで好きなアーティストの動画を探してみる
ちょっとがんばればできる「元気が出ることリスト」
- 散歩に行く
- 本屋さんに行く
- 図書館で10冊(借りれるいちばん多い冊数!)借りる
- お気に入りのカフェに行く
- ゆっくりお菓子とコーヒーを楽しむ
- 映画館で映画を観る
- 銭湯に行く
- 髪を切る
- ネイルサロンに行く
- カラオケに行く
- 整体・マッサージに行く
- 高いところから街を見下ろす
- ネットカフェでマンガを読みまくる
- ネコカフェに行く
まとめ:あなただけの「元気が出ることリスト」を作ろう
書いてみると、あまりにも地味だったわたしの「元気が出ることリスト」……。
実際にリストを作ってみると、たとえ実行しなかったとしても、「わたし、こんなに元気になれる方法があるんだ!」ということを自分で知っておくだけで、気持ちが楽になることがあると気づけるのではないでしょうか。
ぜひあなたも、あなただけの「元気が出ること」リストを作ってみてください!
今回お話ししたことは、あくまでも、「ちょっと疲れたな」「なんとなくやる気が出ないな」というときの対処法です。
何か身体にまで症状があらわれてきていたり、辛くてたまらないことがある場合は、心療内科を受診したり、カウンセリングを受けるなど、専門家に相談してくださいね。
このブログの管理人、ミノリからのおせっかいでした。
この記事を読んでくれた方が、少しでも楽しい毎日を送れますように!