大人から始める趣味【バレエ編】必要なもの・かかるお金まとめ

大人のバレエの始め方


バレエと聞くと、あなたはどんなイメージがありますか?

小さい頃からやっていないとダメ? 身体がすごく柔らかくないとダメ? お金がすごくかかりそう?

 

大人が楽しむために始めるバレエには、たくさんのお金も道具も必要ありません

 

実はわたしは、小学生まではバレエを習っていましたが、周囲との実力の差や、コンクールなどに出るのにかかる費用のこともあり、一度やめたんです。

けれど、ふと大人になってからまたバレエを始めてみたら、大人になってからのほうがむしろ楽しい! ということに気づいたんです。

純粋にバレエを楽しむことができるのは、大人になってからなのかもしれません。

発表会に出たりするならまた話は変わりますが、例えばヨガのようにコツコツ続けていく趣味としては、バレエはとってもおすすめです

 

大人になってからも何度か引っ越しをしているので、これまでに実際に通ったことのある教室は7つ、見学・体験だけの教室も含めると、10か所以上のレッスンを見てきました。

大人から始めるバレエ、どうやって教室をみつけたらいいの? 最初に用意しておくものは? レッスン料って高いのかな? 実際のレッスンってどんな感じ? なんて質問にまとめてお答えしていきます!

よかったら参考にしてくださいね。

 

目次

大人から始めるバレエの魅力とメリット

バレエの衣装とトウシューズ

    バレエの魅力とメリット

    1. 音楽にのって身体を動かすのは単純に楽しい!
    2. 次の振り付けのことを考えていたら、悩みごとも吹き飛ぶ! リフレッシュ効果
    3. ダイエット、姿勢がよくなるかも?
    4. バレエ音楽、クラシック音楽、フランス文化、バレエ鑑賞など趣味が広がる!

わたし自身は、①と②がとても大きいです。

運動がストレス解消にいいことはご存知の方も多いかもしれませんが、運動の中でも、わたしが特にバレエをおすすめする理由は、②の「次の振り付けのことしか考えられなくななるから」なんです。

先生のやった振り付けを覚える、順番を思い出しながら実際に身体を動かす、あっ膝もつま先も伸ばさないと、おなかもへこませて……なんて頭の中が忙しくなって、悩んでいたことも、どこかに飛んでいってしまって、それがすごくリフレッシュになるんです。

定期的に大きな鏡の前で自分の体型をチェックできるのも、いやだなあと思う反面、これ以上太ったらヤバい! と思えるバロメーターになっています。

 

バレエ教室ってどうやって探したらいいの? 教室を選ぶポイント

バレエのレッスン風景

「地域名 バレエ」などで検索してみると、その地域のバレエ教室がたくさん出てくると思います。

大きくわけて、スポーツクラブやカルチャーセンターなど、決まった時間だけクラスが開かれるものと、個人のスタジオを持つバレエ教室2つに分けられると思います。

それぞれのメリット、デメリットを見ていきましょう。

 

スポーツクラブ、カルチャーセンターのメリット・デメリット

メリット

  • 気軽に始めやすい
  • 人間関係があっさりしているところが多い
  • スポーツクラブなら、シャワーが利用できたり、他のプログラムにも参加できたりする

 

デメリット

  • バレエをするために作られた場所でないため、身体を痛める可能性がある
  • レベルアップしてくると、物足りなくなってくることがある

 

気軽に始めるならこちらがおススメです。

ただし、こうした場所を借りてやっている場所は、バレエをやるために作られた場所ではありません。

そのため、場所が狭い場合も多く、思いっきり動くことが難しいことがあります。

一度に動ける人数も限られてしまうため、レッスン内でも待ち時間が多くなってしまう可能性があります。

 

また、個人でやっているようなバレエ教室は、ダンス専用の床材を使っているところがほとんどです。

弾力性があって、足に負担がかかりにくい、滑りにくいなどの特徴のある、リノリウムという素材のシートを敷いているところが多いです。

 

一方、こうした間借りしてやっている場所は、そうした配慮がなく、フローリングであることもあるでしょう。

バレエシューズで踊っている初心者のうちは、大きな問題はないかもしれませんが、いつかはトウシューズ、と思われているなら、踊る環境という面で考えてみるのもいいと思います。

 

個人のバレエ教室のメリット・デメリット

メリット

  • バレエのための環境が整っている
  • レベルアップに対応してもらいやすい

 

デメリット
  • すでに人間関係ができており、入っていきづらいことがある
  • 教室によって雰囲気が大きく違う
  • 発表会などに出なければいけない雰囲気になる可能性もある

 

本格的に長くバレエを続けて行きたいと思われる場合は、個人のバレエ教室がおすすめです。

スポーツクラブやカルチャーセンターで初めてみて、これなら続けられそう、と思ったら場所を変えても全然問題ありません。

そうした場所でのレッスンは、どこかの個人のバレエ教室から派遣されてきた先生が教えていることもあるので、相性がいいな、と思ったらそちらの教室に移ることもできるかと思います。

 

スポーツクラブやカルチャーセンター、個人の教室、どちらにしても、無料または500円~1000円程度で体験レッスンを行っているところがほとんどです。

見学は連絡さえすれば、いつでも可というところが多いです。

気軽に一度見学に行ってみましょう。どのような年代の人が多いか、先生の雰囲気はどうか、来ている人たちはどんな服装か、など行ってみてわかることはたくさんあります。

先生も、初心者クラスだから、楽しくできたらいい、と細かく指導しないタイプの人もいますし、上手になってほしいと、どんどん指導してくれるタイプの人もいます。

どちらがいい悪いではなく、自分の目的や、心地いいな、と思えることを優先して教室選びをすることをおすすめします。

 

 

バレエ教室のレッスン料の支払いの仕組みは?

バレエのレッスンを受ける女の子

スポーツクラブは、それぞれのクラブによって異なると思うので、ここでは個人の教室の話をします。

大きくわけて2つです。

レッスン料金の目安

  • 月謝制(月4回:6000円~1万円くらい)
  • チケット制(2000~3000円くらい/回)

金額の目安は、わたしがこれまでに見学に行ったり、検索したりした、あくまでも目安です。地域差もあると思いますので、調べてみてくださいね。

また、どんどん練習したい人のために、定額で何度でもレッスンに参加できる制度を設けているところもあります。

同じ教室で、月謝・チケットのどちらか選べるところもあれば、月謝制しかないところもあります(月謝制だけのところも多いです)。

 

わたしは看護師で、不規則な勤務だったため、毎週同じ時間に通うことが難しく、チケット制のところを探して通っていました。

月謝制のほうが、1回の料金としてはおトクな場合が多く、時間が決まっていたほうが予定が立てやすくて、サボらず続けやすい、という場合は月謝制のほうがおすすめです。

 

また、入会金があるところが多いです(1万円程度)。

バレエというとお金がかかりそうなイメージですが、日々のお稽古ごととしては、決して高くはないんじゃないかな、と個人的には思っています。

 

バレエのレッスンの内容ってどんな感じ?

 

初心者用のクラスだと、一回1時間~1時間半程度のところが多いです。

 

バレエレッスンの大まかな流れ

レッスンの時間までは各自ストレッチなどウォーミングアップ

バーレッスン(3045分くらい)

休憩・ストレッチ(10分)

センターレッスン(30分くらい)

 

大人から始めるバレエ: バーレッスンとは?

バレエのバーレッスン

バーレッスンというのは、こういうポールのようなものにつかまって行う基本的な練習です。

片手でつかまって、2分程度の動きを行い、今度はクルリと反対を向いて、左右逆の動きをします。

 

バレエの基本的な動きを網羅的に練習できるよう、どこのバレエ教室でも流れはだいたい同じです。

最初は足先を動かすのがメインの動作から、終盤にかけて、身体全体を大きく動かすような流れになっています。

 

センターレッスンもそうですが、先生がみんなに見えるところで、動きを説明しながら、実際に見本を見せてくれます。

それを必死に覚えます!

初心者の場合は、上手な人の間に入れてくれることが多いと思うので、最初は真似をするだけで大丈夫です。

後からあるセンターレッスンでのすべての動きは、このバーレッスンでの動きが基礎になっています。

 

 大人から始めるバレエ:センターレッスンとは?

センターレッスンは、バーにつかまらず行うレッスンです。

支えてくれるバーがないので、最初はバランスをとるのが難しいかもしえれませんね。

バーレッスンは地味!! な練習なのですが(わたしはバーレッスンが好きなので、ずっとバーでもいいくらいですが)、センターレッスンでは、左右に大きく動いたり、回転したり、「これぞ、バレエ!!」というダイナミックな動きができるので、とても楽しいと思います。

 

バレエを習うのに用意しておくものは? どこで手に入る?

 

バレエというと、「レオタード」というイメージがあるかもしれませんが、必ずしも必要ではありません。

教室によって、着ているものの傾向が違うことが多いので、見学や体験などに行ったときにチェックしておくと間違いないと思います。

 

最低限持っていくものはバレエシューズだけで大丈夫です。

バレエシューズ

必要なのは、こんなバレエシューズだけ。トウシューズとは違います。

バレエシューズでさえも、最初に体験に行ったときなどは、貸してくれるところが多いと思います。

注意

初心者が最初に使うのは、布製または革製のバレエシューズです。だいたい2000円くらい。

トウシューズは、バレエシューズで基礎ができてからでないと、ケガをしてしまう危険性がとても高いです。

トウシューズを履いてみたいという憧れがあっても、まずはバレエシューズでの練習を積み、先生の許可が出てはじめて、トウシューズに挑戦できます。

バレエシューズで練習している間も、バレエはとても楽しいです。そのうちトウシューズを履くんだ! という目標を持ちながらだんだん上達していきましょう。

 

服装は動きやすい格好なら何でもOK

バレエは膝が曲がっていないかなど、脚のラインをチェックされることが多いので、個人的には、下半身はすっきり見えているほうが、アドバイスも受けやすいかな、と思います。

 

ちなみに、わたしがレッスンを受けるときの格好は

  • ユニクロのブラトップ(速乾性のあるもの)
  • Tシャツ
  • トレンカ
  • ショートパンツ

 

いちおう経験者なので、トレンカとショートパンツは、ダンス用のものを履いていますが、特にこだわらなくていいと思います。

おなかに力が入っているかチェックされたりするので、あまりおなかまわりがもたつかない恰好だといいと思います。

あとは、

・タオル(わたしはてぬぐい)

・水分補給用の飲み物

があればバッチリです。

 手ぬぐい集めの趣味については別に書いているので、よかったらこちらも読んでもらえるとうれしいです。

あわせて読みたい
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とはいえ、レオタードや巻きスカートなど、バレエ用のグッズを見るのも楽しみの1つなので、代表的なバレエ用品店を載せておきますね。最近はネットでも安く手に入るところもあります。

 

チャコットは化粧品で知っている方もいらっしゃるかもしれませんね。

日本人の好みに合うような、かわいらしさのある上品なデザインで質も文句なし。そのぶんややお高め。

シルビア、ミルバはシンプルなデザインで値段も手にとりやすいものが多いです。

 

まとめ

大人からバレエを始めるひとへ

  • 本当に初心者、気軽に始めたいなら、スポーツクラブやカルチャーセンターがおすすめ
  • 長く続けてレベルアップしていきたいなら個人のバレエ教室がおすすめ
  • レッスン料の目安は、月謝制 6000円~1万円、チケット制 20003000
  • 入会金 1万円程度かかることがある
  • あたらしく買う必要があるのは、バレエシューズのみ(2000円程度)
  • ウェアは持っている洋服で代用可(レオタードでなくてOK)

色々書いてきましたが、つまりは、バレエはすっごく楽しいので、ぜひやってみてほしい!! ってことです。

 バレエを始めてみようかな、という人の参考になったらうれしいです。


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