あなたが手帳を開くのはどんなときですか?
朝のはじまりに1日の予定をチェックするとき?
それとも、1日をゆっくり振り返って日記をつける、眠る前の時間?
わたしは、スケジュールを管理するためにも毎日手帳を使っていますが、週に1度はゆっくり時間をとって、手帳を開いて自分と向き合う時間をとるようにしています。
そして、その時間を「手帳タイム」と呼んでいます(そのまますぎ?)
この記事では、スケジュールを管理するだけではなくて、
- もっと手帳をたのしく使いたい!
- 手帳を使う時間自体をたのしみたい!
- 手帳の使い方を工夫して、毎日をもっと充実させたい!
と思っているあなたに、わたしの「手帳タイム」を過ごすときの工夫について紹介したいと思って書きました。
少しでも参考になるとうれしいです♪
なぜ「手帳タイム」をわざわざとる必要があるの?
手帳って、スケジュールが分かればいいんじゃないの?
それでなくても忙しいのに、わざわざ手帳を書くための時間をとる必要なんてないんじゃない?
そんなふうに思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。
でも、
とわたしは大声で言いたいです。
大げさじゃなくて、「手帳タイム」を意識してとるようになって、前よりずっと悩む時間が少なくなって、生きやすくなったからです。
わたしが「手帳タイム」と呼んでいるのは、
- 自分の状況を振り返って
- 悩んでいることや、考えていることを全部手帳(ノート)に書き出して
- 具体的な行動として予定に落とし込んでいく
自分だけの時間のこと。
わたしの思う「手帳タイム」のメリットはこんな感じです。
- 自分の行動を落ち着いて振り返ることができる
- 自分の気持ちに向き合うことができる
- 頭のなかでぐるぐるしていることを書き出すことで整理される
- 悩んで解決することと、しないことが明確になる
- 自分のとるべき行動がはっきりする
- 自分のとるべき行動を予定のなかに落とし込める
- 自分の未来についてワクワクしながら建設的な目標を立てることができる
ほんとうは、毎日こんな時間がとれたら最高ですよね。
でも、平日は仕事もしているし、日々の雑事に追われているうちに気持ちの余裕もなくなってくる。
だから、せめて週に1回は。
そう思って「手帳タイム」をもうけるようにしています。
「今週はぜんぜんだめだったな~」と思うときも、
手帳を見返してみると
「わたし意外とがんばってたじゃん!
先週は週末もずっと出かけていたから疲れが出ていたのかも……。
今週末は家でゆっくり体を休めて、またがんばろう!」
と思ったりして、自分のがんばりを認められたり、次につなげていくことができます。
わたしにとっては、いちばんの癒しでリフレッシュできる時間!
わたしが「手帳タイム」をもっと楽しく過ごすためにしている工夫
いつ、どんな場所で? どんなふうに? を細かいところまで紹介していきます!
「手帳タイム」はどの時間がいい? ゆっくりできる週末がおすすめ
その後の予定を気にする必要がない時間がいいですね!
そして、夜遅くは避けたほうがベター。
なぜなら、同じ内容のことを考えても、夜はネガティブになりがちだから。
翌朝改めて考えてみると、
「昨日の夜なんであんなにネガティブだったんだろう!」
ってびっくりすることもあるくらいです。
わたしは週末に「手帳タイム」をとることが多いです。
夫と二人暮らしなのですが、夫が飲み会の金曜日の仕事終わりは最高です!!!笑
晩ごはんのことを考えなくてもいいし、一週間が無事に終わった解放感に思いきり浸れます。
「手帳タイム」を過ごす場所
集中できる場所ならどこでもOKです。
わたしは自宅だと、家が散らかっていることが気になったり、ついほかのことに気をとられたりしてしまいがち。
なので、カフェに行って「手帳タイム」を過ごすことが多いです。
よく行くのはスターバックスやタリーズ。
長時間(2〜3時間)いても大丈夫で、ノートを開いたり勉強したりしている人が多いので、周囲が気になりません。
それから、わたしはシーンとした空間が苦手(自習室など)で、多少周りがざわついているほうが集中できるタイプです。
その点でもカフェで「手帳タイム」を過ごすのが気に入っています。
恋の相談をしている2人組の隣に座るのにはご注意を!
話が気になって集中できなくなっちゃいます!笑
「手帳タイム」のおともはコーヒーと甘いお菓子?
別に何もなくたって「手帳タイム」は過ごせるのですが。
わたしにとっては「手帳タイム」は、一週間がんばったご褒美の時間でもあるので、好きなお菓子とコーヒーもいっしょに楽しむことにしています。
(金曜日は甘いおやつを食べてもいい日、とマイルールをつくっています)
忘れ物厳禁! 「手帳タイム」を過ごすときに必ず持って行くもの
これを忘れちゃいけない!
「手帳タイム」に欠かせない持ち物を紹介します。
- 手帳(スケジュール帳)
- 何でもノート
- お気に入りのペン
「何でもノート」とはなんぞや?
1つずつ紹介していきますね!
「手帳タイム」にかかせない持ちもの:スケジュール帳(「ほぼ日手帳weeks」)
「手帳タイム」というからには、手帳がないと始まりませんよね!
今年は、ほぼ日手帳weeksを使っています。
マンスリーにはザックリした予定を、ウィークリーにはto do リストを主に書いています。
手帳の具体的な中身についてはまた改めて紹介する記事を書きたいと思っています!
少々お待ちくださいね♪
「手帳タイム」に欠かせない持ちもの:「何でもノート」(ロルバーン)
「何でもノート」とは、何でも書きなぐるためのノートのこと。
手帳と同じくらい、わたしにとっては大事なものです。
わたしはスケジュール帳(手帳)はある程度きれいに使いたい派なんですよね。
手帳には人に見られて困るようなことはほとんど書きませんが、この「何でもノート」はちらりとでものぞかれると、かなりやばいです。
この「何でもノート」は、
- 思考が制限されない
- でも、まっすぐ書きたい気分のときもある
という理由から、方眼のノートを選ぶようにしています。
今はロルバーンのノート(A5)を愛用中。
ドイツ生まれの武骨な感じがたまりません。
「手帳タイム」に欠かせない持ちもの:ペン(ジェットストリーム)
ものすごく重要!!!
わたしは手帳やノートはあるのに、ペンを忘れたことが何度もあります。
もう何年もジェットストリームのペンを愛用しているので、違うペンだとしっくりこないんです。
席に着くまでに気がつけばいいのですが、たいていはもう手元に熱々のコーヒーがあってノートを開いて書き込もうとして
あ……忘れた……
席をとったまま近くのコンビニにダッシュしたことも。
お店の人に頼んだら貸してもらえるのかなあ……
みんなどうしてるんでしょう?
わたしの「手帳タイム」@カフェでの流れ
わたしがカフェで「手帳タイム」を過ごすときの流れを細かく書いていってみます!
- 今週の手帳タイムはいつどこでやろうかな~とわくわく考える
- 甘いものとコーヒーを注文して、外が見える席を確保
- 手帳・ノートを全部出す
- 「何でもノート」に思っていることをなんでも書き出す
- 体調の周期や、新月・満月・星占いなどをチェックして今の自分の状態を知る
- 具体的に行動に起こせることは、手帳にタスクとして書き出す
- 次の週のタスクを日にちごとに割り振る
- ほかに⇒ブログのアイディアをメモ、友だちに手紙を書く、次のシーズンのファッションのアイディア、家事の工夫について考えたりも
「何でもノート」に思っていることをなんでも書き出す
「何でもノート」に書き出すときは、文章にはせず、矢印などを使ってどんどん書き出していくことが多いです。
マインドマップの作り方を勉強したことはないのですが、この本を読んで「わたしがやってきたことと似てる!」と参考になりました。
誰に見せるわけでもないので、とりあえず、わーっと書くのがポイントです。
頭の中で考えていただけでは思いつかなかったことがつながったり、アイディアが浮かぶことも多いです。
考えてどうにかなることと、どうにもならないことを整理できるのもいいところ。
例えば、
「わたし、○○さんに嫌われているのかな?」
と考えてたって、どうにもなりませんよね。
できることといえば、元気に挨拶する、とか?
そうやって、自分にできることはやって、どうにもならないことは気にしない! と頭の中がクリアになるのが「手帳タイム」のいいところだと思っています。
体調の周期や、新月・満月・星占いなどをチェックして今の自分の状態を知る
女性はどうしても生理(月経)があったりして、周期によって気持ちが落ち込んだりすることもありますよね。
それ自体は自然なことなので、自分がどういうふうになりやすいか知っておくことが大切だと思っています。
なんかすごくネガティブだけど、ああ生理前だからか~!
と分かると安心したりすることはありませんか?
それから、わたしは助産師なので、新月・満月といった月の満ち欠けも気にします。
(満月の近くで赤ちゃんが生まれやすいのは本当です!)
新月は新しいことがスタートするタイミング、満月はその機が熟すとき。
ミーハーなので、星占いもチェックします。
自分に都合のいいところしか取り入れませんが(笑)
ということで、ネガティブなことが書かれていない、このお二人の星占いを参考にしています。
どちらも無料ですし、あたたかいエールのようなコメントが読めるので、毎週楽しみにしています。
石井ゆかりさんは星座ごとの本もおすすめ。
自分の性格であまり好きでなかったところも、前より受け入れられるようになりました。
まさに「読むお守り」。
「手帳タイム」を過ごすのに役に立つ本を紹介
ここでは、わたしが手帳の使い方を試行錯誤するあいだに読んで参考になった本、手帳への愛情が深まった本を紹介していきます!
「手帳タイム」のおすすめ本:藤沢優月『夢をかなえるオーダーメイドの方法』
実はわたし、「夢を叶える」というような本は、ちょっと苦手なんです。
とっても興味はあるんですけど、もっと地味に生きていきたいというか……
でも、この藤沢優月さんの本は、こつこつ地道に堅実に、夢に近づいていくヒントを教えてくれるんです。
わたしのように自己啓発本アレルギーになってしまった人にも、きっとしみるはず。
この本で読んでいつも心に留めるようにしていることは、
- 一日の中に灯台の時間をもつこと
- ある時間の枠には、1つのことだけを行うようにすること
今でも折に触れて読み返したくなる1冊です。
毎年手帳も出されていますね。
わたしは手帳はシンプルなものが好きなので、買ったことはありませんが、いつも藤沢さんの言葉を持ち歩けるのはすてきだな、と思います。
「手帳タイム」のおすすめ本:佐々木かをり『ミリオネーゼの手帳術ー8ケタ稼ぐ女性に学ぶサクサク時間活用術』
先に藤沢さんの本を読んで、「さあ、こちらの方向に進むぞ!」と道が見えてきたあなたには、こちらの本がぴったりだと思います。
具体的な手帳の活用法が学べます。
わたしがバーチカルの手帳を使い始めたのも、この本がきっかけ。
読んでると、すごく「できる女」になった気分になれるところもいいですね(笑)
「手帳タイム」のおすすめ本:『ほぼ日手帳公式ガイドブック2019』
毎年出ている『ほぼ日手帳』の公式ガイドブックです。
わたしは自分へのご褒美(ん? ご褒美が多すぎる?)に買うことが多いです。
手帳の使い方って、ものすごく流行りがあるというものでもないので、過去のものも十分楽しめます。
わたしは、古本屋さんで見かけるとつい買ってしまいます。
今年はどんな感じかな~
最後に
わたしがどんなふうに「手帳タイム」を過ごしているのかご紹介してきました。
自分以外のひとの手帳の使い方って、すごく気になりますよね!
わたしの今回の記事も、カフェに隣に座ってこっそりのぞいている気分になってもらえたらうれしいです。
ほかにも手帳に関する記事を書いています。
よろしければ合わせて読んでみてくださいね♪