仕事に家事に毎日追われているうちに、気持ちの余裕がなくなってくる。手帳のやることリストはどんどん伸びていくばかり。
何だかいらいらもやもやするけれど、どうしたらいいんだろう?
そんなことをしているうちに、「わたし、何でこの仕事してるんだっけ?」なんて、ますますドツボにはまっていく。
そういうとき、あなたならどうしますか?
わたしはなら、少し立ち止まって手帳を開いてみます。
そうしたら、いつも気がつくんです。
「青色の予定がないよ!」
「青色の予定」とは、わたしにとって、たのしい予定を示すもの。
手帳に書き込むときには、いつも3色ボールペンを使っています。黒は単純な予定、赤色は締め切りなどの、特に忘れちゃいけない予定。
そして、青色は自分にとって楽しみな予定。
青色の時間は、わたしのための時間。
「青色の予定」があるから、わたしは毎日をたのしく過ごせているように思います。
そんなわたしの手帳の使い方を紹介します。
わたしの手帳の使い方〈青色の予定編〉
3色ボールペンを使いこなす
わたしの手帳は、主に3色で記入されています。
- 黒:単純な予定、誰かの誕生日など
- 赤:締め切りなど、ぜったいに忘れてはいけない予定
- 青:自分の楽しみの予定
愛用しているのは、ジェットストリームのボールペン。
特に軸の太いものがお気に入りで、しっかりと重心を感じながらもサラサラかける書き味が気に入っています。ミニマリスト志望なのに、家にあるだけ出してみたら、こんなにありました。
わたしがこのボールペンを気に入っているのを知った母が、名入れしてくれたものも。何度か職場で行方不明になったので、名字をテプラで作成して貼っています(右端の紫色のペンにチラリと水色が見えているのがそうです)。
これでどこかに置き忘れても誰かが届けてくれると信じています。実際何度も手元に戻ってきました。お名前シールは子どもみたいで恥ずかしいけど、わたしには必要……恥ずかしい。
今年は使っているのは、ほぼ日手帳WEEKSです。
マンスリーのページを開いたときに、3色が散らばっているのが、わたしにとって、いいバランスです。
青色はどんどん押しやられる。自分から青色のたのしみを見つける
日々に追われていると、手帳はどんどん黒と赤に埋め尽くされていってしまいます。そうなると、とても息苦しくなってくる。
だから、わたしはだいたい金曜日、あたらしい週を迎える前に、手帳を見返して、自分から「青色の予定」を入れていくようにしています。
ポイントは、思い立ったらすぐに時間がとれるように、調べものなどは時間があるときにしておくこと。
たとえば、「あのお店に行ってみたい! 今なら時間がとれる!」と思っても、定休日はいつか、営業時間に間に合う? お店の場所は? そこに行くバスは? なんて調べないといけないとなると、せっかくたのしいことをしようと思った気持ちもしぼんでしまいそうです。
わたしは、「あの映画が観たい!」と思ったら、その観たい気持ちがさめてしまう前に、近くでやっている映画館、上映時間、最終上映日はいつか、まで調べておいてメモするようにしています。
「これがしたい!」という熱があるときには、そうしたプロセスもわくわくしてたのしみの一部になります。
青色の予定は小さなものでいい
わたしにとっての「青色の予定」は、大きいものから小さなものまでたくさん。
たとえば、「台湾旅行」とか、「ディズニーランド」なんていうものから、観たい映画のタイトル、「図書館に行く」「スターバックス」、「ハーゲンダッツ」、「入浴剤入れてお風呂に入る」なんてものまであります。
お金がかかったり、たくさん時間をとったりすることだけが、わたしにとって「たのしいこと」ではありません。
自分が自分をないがしろにしていないということ、自分の「たのしい」を自分できちんと知って、それを自分で満たしてあげられることが、わたしにとって大切なんだと思います。
青色の予定が実行できたら、お気に入りのシールを貼る
「青色の予定」を自分のために実行したい、と思っていても、予定外のことがいつでも起こるというのが、生活していくということだと思います。
わたしも、この映画が観たい! と思って、何週も繰り越して予定に書いていても、けっきょく観られないまま公開が終了してしまうこともあります。
(画像でも、グレイテスト・ショーマンが次の週に繰り越されていますね。『リバーズエッジ』と『羊の木』は結局観られていません……)
だからこそ、自分との予定を守って、実行できたときには、お気に入りのシールを貼ることにしています。
最近は、スマイルマークのシール。
よしよし、ちゃんとやってるな、わたし、という気持ちになれます。
手帳を見返すと、楽しかったことの記録がのこる
たまに手帳を見返して、青色の予定や、よくできましたシールが貼ってあると、充実した日々を送ることができたんだなあと振り返ることができます。
真っ赤な字で埋め尽くされた月、定期的に青色が入れられている月、いろいろあるけど、わたしの日々も悪くないな、またがんばろう、って思えます。
最後に
誰かの手帳の使い方を見るのが大好きです。
わたしは字もうまくないし、絵も描けないけれど、自分の手帳を大事に思っています。
そんな様子を、誰か同じように思っている人に届いたらいいな、と思ってこの記事を書きました。
ブログを書くのは大変だけど、いまのわたしにとって、「青色の予定」だな、と最近は感じています。