あなたはひとりで外食するのが好きですか?
「誰も見ていないとは分かっているけど、やっぱり人目が気になる……」
「外で、一人でごはんを食べてもつまらない。それなら家で食べたほうがいい」
「ひとことで言って、やっぱ寂しい!」なんて声が聞こえてきそうです。
そんなわたしはひとり外食、ぜんぜん寂しくありません。
ラーメン、牛丼、回転寿司も、進んでひとりで行ってしまいます。
ひとり外食が楽しめる女子と、そうでない女子、どこが違うんだろう? そんなことを考えているうちに、この二つのタイプには、考え方の違いがあることがわかってきました。
ひとり外食は苦手だけれど、そう言ってもいられない。
苦手な気持ちを克服して、ひとりで外食を楽しめるようになりたい、と思っているあなたにコツをお伝えします!
おひとりさま女子が外食を楽しめるようになるためのガイド
ひとり外食を楽しめる女子と、苦手な女子、どこが違う?
わたしがあるときびっくりしたのは、「外食は苦手!」という女子が、職場ではバリバリに働いて、「かっこいい!!」と憧れる先輩に多かったこと。
「あんなにカッコいい先輩が、ひとりで外食できないなんて…!」
「逆にかわいいかも……!萌え!!」
わたしは仕事に関してはへっぽこです。
世間で耳にするような「仕事ができて自立した、バリバリキャリアウーマンタイプ=ひとり外食が楽しめる女子」というのは間違っていそうです。
ひとり外食が苦手な女子と、そうでない女子の考えたかを整理してみました(わたし調べ)。
ひとり外食が苦手な女子の傾向
- 人目が気になる
- 手持ちぶさた
- さみしい
- ひとりで待っているあいだ、何をしていいかわからない
- 食べた感想を言い合う相手がいないとつまらない
- ひとりでごはんを食べるなら、自宅のほうが気が楽
- 自炊したり、片付けたりするのが苦にならない
ひとり外食を楽しめる女子の傾向(わたしの場合)
- ひとりっ子、鍵っ子で育ったため、ひとりで行動することが基本になっている
- 人目があまり気にならない(自分に興味がある人などほとんどいないと思っている)
- 人が大勢いる中で、ひとりでいることに落ち着きを感じる
- ひとり家でごはんを食べる方が孤独を感じる
- 人間観察が好き
- 「自分だけが知っている」美味しさに価値を感じる
- 自炊したり、後片付けしたりという手間を考えると、お金を出したほうが効率的だと感じる
わたしは、特に「人が大勢いる中で、ひとりでいることに落ち着きを感じる」「ひとり家でごはんを食べる方が孤独を感じる」というのが大きいです。
誰かと気をつかって話をしたりするのは疲れるけれど、ひとが嫌いなわけじゃないんです。
ひとに囲まれているのはむしろ好き。でも放っておいてほしい。
矛盾しているように自分でも思うことがありますが、そうなんです。
友人には、「さみしがりの一人好き」と言われます。まさに。
あとは、「これおいしいねー!」と誰かと共有する楽しみももちろん知っていますが、「う、うまい……! このおいしさはわたしにしかわかるまい、ムフフ」というのもかなりたのしいのです。
そして、すきなひとにだけこっそり教える、というたのしみもあります。
ひとり外食が苦手な女子が、楽しめるようになるには?
こんな記事をかいておいてなんですが、わたしは別にひとり外食が苦手でも、何も問題ないんじゃないかと思っています。
「ひとりで外食するのは苦手」なのは、「球技が苦手」くらいのことで、特に気にしなくてもいいのではないでしょうか。
でも、仕事の都合などで、「苦手だけどひとり外食しないといけない!」「できるだけ苦痛を感じずにひとり外食できるようになりたい!」というあなたのために、できることを考えてみました。
①入りやすいお店から徐々に慣らしていく
もしかしたら、あなたはカフェなら大丈夫、ファストフード店なら大丈夫、ということもあるかもしれませんね。そうしたら、そこから少しずつレベルアップしていきましょう。
おすすめは、お蕎麦屋さんや定食屋さんなどです。こぢんまりしているところが特におすすめです。
こういうお店は、メニューがだいたい決まっていて分かりやすいですし、待ち時間も短めです。
また、外食が苦手な理由には、お店ごとの勝手がわからなくて不安、ということがあるかもしれません。
初めてのお店に行くのが不安な時は、行ったことがあるひとに、おすすめのメニューや、オーダー、支払いのシステムなどを聞いておくと、ビクビクしないで済むのでおすすめです。
②間が持たなくなったときにどうしたらいいか考えておく
スマホを触っているのでももちろんいいですが、もっとスマートなできる女子っぽく見せるなら、文庫本や新書などをかばんに入れていくのがおすすめです。
「できる女性なんだろうなあ。ひとりでスマートに外食も済ませていて、できる女って感じでかっこいいなあ」という印象を与えます。わたしは、自分自身はへっぽこであるにもかかわらず、ひとりでいる女性(特にスーツを着ている)を見ると、こう感じます。本当です。
③すみっこの席に座る
人目が気になるようであれば、できるだけすみっこの席に座るようにしましょう。
わたしは外を行き交う人たちを見ながらぼーっとするのが大好きです。周囲を楽しむことができるようになれば、あなたもかなりの上級者です。
④みんなで楽しんだ方がいい食事はみんなで楽しむ
なんでもかんでも、1人で食べられたほうがいいということはありません。
わたしは、たいていのものは一人で食べに行ったことがありますが、焼き肉屋さんと、回らないお寿司屋さんには行ったことがありません。
回らないお寿司を一人で食べたことがないのは、お金がないのがいちばんですが、そういう経験は、誰かと分かち合いたいと思うからです。
「この食事は、自分の身体の健康のために食べるもの」「みんなで食べる食事は、また別のときに楽しもう」と、ハレ(非日常)とケ(日常)を分けるようにすると、ひとりでいる自分をさみしく感じることもなくなるかもしれません。
最後に
途中でも書きましたが、わたしはひとりで外食するのが苦手ではないし、むしろ好きですが、それは「水泳が得意」とかいうことと同じだと思います。苦手なひともいれば、得意なひともいる。いいとか悪いとかではないと思っているんです。
でも、何かのきっかけで、苦手だと思っていたものも、好きになれることがあるように、ひとり外食に対する考え方を変えてみると、ひとり外食を楽しむことができるようになるかもしれません。
しぶしぶやっていたら、急に、「なにコレ楽しい!」と思う日がやってくるのかも。
この記事を楽しんでもらえたらうれしいです。
あなたも、ぜひたのしいおひとりさま外食ライフを!