外では仕事、家では家事、なんだかわたしばっかり負担が増えてない⁈
うまく仕事も家事も両立しようと思ったのに、わたしには無理だったのかな……せっかく働きはじめたのに、つらいことばっかり……
先日、こんなツイートをしました。
専業主婦からパートに出始めて、夫ともめました。
主婦のときは、家事は自分の仕事と思っていたから何ともなかった。
いざ働き始めると、夫がごろごろしているのに無性にイライラして。
家事そのものの負担じゃなくて、わたしの「家事時間」が、夫には「自分だけの楽しみの時間」なのが悔しかった。
— キサ ミノリ@ブログ『ざくろ通り』 (@kisa_minori) 2018年8月30日
なので、夫と話し合って、家事の内容の分担ではなくて、
夫が家にいるときは「同じ時間に」「一緒に」するようにしたら、嘘のようにストレスがなくなった。いっしょに洗濯物をたたんだり、夫が皿洗いをしてる間にわたしは洗濯物を干したり。
— キサ ミノリ@ブログ『ざくろ通り』 (@kisa_minori) 2018年8月30日
いまも家事の8割以上はわたしがやってるけど、イライラしなくなった。
自分にとって何が嫌なのかはっきりさせて、共有して解決していくって大事だなと思いました。
ということを忘れないうちに記事にしようと思います(๑˃̵ᴗ˂̵)
— キサ ミノリ@ブログ『ざくろ通り』 (@kisa_minori) 2018年8月30日
簡単にまとめてしまえば、ツイートの通りなのですが、今回の記事ではわたし自身の気持ちの変化や、具体的にどうやって夫婦の危機(大げさですが)を乗り越えていったのかを、さらに詳しくまとめていきます。
当ブログ恒例? 夫はどう思っていたのかもキッチリ聞いてきました。
参考記事>>>遠距離恋愛3回経験して結婚した夫に聞いてみた男性の気持ち
さらには、この一連のツイートに反応してくれた男性ブロガーさんの家庭の家事分担の工夫についても載せさせてもらいました!
家事も仕事もどっちも中途半端! もう嫌!!となっていたわたしですが、現在は平和に仕事も家事もほどよくやりつつ暮らせています。
今回の記事は、
- いま専業主婦で仕事を始める方
- 仕事をして結婚を機に家事の負担が増える方
など、仕事と家事のバランスに悩むあなたに、にぜひ読んでもらいたい!
参考になると、とってもうれしいです。
専業主婦からパートを始めたときに起きた心境の変化
この話をしていくのに、わたしの状況をザックリ簡単に説明しますね。
ミノリの状況
- 3月末で夫と同居スタートのため退職、引っ越し
- 約3か月半、失業保険を受給
- その間は専業主婦生活
- 8月から契約社員として事務の仕事を開始
- 月〜金で9〜16時勤務
- 夫と同じくらいの時間にでかけて、どこにも寄らなければ夫より2時間早く帰宅
- 夕食後の食器洗い以外の家事全般担当
夫の状況
- 会社員
- 毎日19:30前後に帰宅
- 平日仕事がらみの飲み会は月に2回程度
- ミノリが苦手な食器洗い担当(晩ごはんのあと)
専業主婦のときは家事=自分の仕事だった
専業主婦のときは、役割分担がとても分かりやすかったです。
- 夫 = 外で働いてお金を稼いでくる担当
- わたし = 家事をして家の中を整える担当
お弁当を作って見送ってしまえば、夜帰ってくるまですべて自分が自由にできました。
時折サボることもありましたが、次の日にリカバリーもできる。
「家事 = 自分の仕事」だったので、もし自分がためた家事が夜に残っていたとしても(服をたたむとか)、自分がやるのが当然でした。
ここでちょっと言っておきたいのですが、わたしは最初から家事を分担しよう、と思っていたということです。
わたしは失業保険をもらっているあいだは毎日ブラブラしていましたが、再就職するつもりだったし、家事を分担する夫婦が理想だと思っていたからです。
あとから詳しく載せようと思いますが、退職する前から家事分担については考えていましたし、
- 苦手な家事(食器洗い)は夫にやってもらう
- 大がかりな家事(掃除機をかける、トイレ・お風呂掃除など)は、週末に時間をとってふたりで一緒にやる
など、対策をとっていたつもりだったのです。
では、なぜ不満が出てきてしまったのでしょうか?
わたしの負担だけが増えてない? 専業主婦が働き始めて出てきた不満
わたしは何にもやっとしていたのか、今考えるとこんな感じです。
- わたしの生活は大きく変わったのに、夫は何も変わらない
- 夫は帰ってきたら自由時間だけど、わたしは家でも職場でもずっと働いてる(ブログ書きたい)!
もちろん当時は、自分の気持ちなんてよく分かっていませんでした。
とにかく、なんかうまく言えないけどやたらムカつく!!と思っていただけです(笑)
汚れて散らかっていく部屋にも、それをきれいにする気力もマネジメント能力のない自分にもイライラ……
ついに夫から(夫もイライラしている)
と言われます。
どうなるのか、この話し合い……
妻が洗浄主婦からパートで働き始めた。そのとき夫はどう思っていたのか
かなりしつこく夫から聞かれ、わたしは半泣きでしぶしぶ答えました
(自分のなかでまとまっていないことをひとに伝えるのが苦手です)。
すると、夫からは思ってもいなかった言葉が聞かれました。
ミノリが仕事に行きはじめて、あきらかに前より家事に手が回っていないなとは思ってたよ。
でもそれは、仕方ないことだと思ってた。
それより気になったのは、言ってくれれば何かするのに、ミノリは黙ってイライラしているだけだったこと。
ぼくだって、協力する気持ちは最初からあったんだよ。
してほしいことがあるなら、きちんと言葉にしてほしいな。
このことをきっかけに、やっている家事を見直して、分担についても考えてみることにしました。
専業主婦だったわたしと夫が出した家事分担の解決策が出てくるまで
ここからは、わたしと夫が実際に家事分担の(現時点での)解決策を見つけるまでについて書いていきます!
もう少しで答えが見つかるそ! がんばれ、こないだのわたし!!
家事分担の内容を冷静に書き出してみた
まずは、自分と夫がやっている家事を具体的に書き出してみました。上の写真がそれです。
自分が何が不満なのかが見えてきた
書き出してみて何がわかったかというと
- わたしけっこうがんばって家事やってる(そこ?)
- したくない家事があるわけじゃない(苦手な皿洗いはすでに夫がやってくれている)
- 夫に具体的にやってほしい家事があるわけではない
- 「自分だけが家事をやっている時間」があるのが嫌だ!!!
書き出してみて、自分でもびっくりしました。
わたし、そんなことが嫌だったんだ、と。
夫と話し合って解決策が見えてきた。我が家のルールは「いっしょにやる時間を作る」ことだった
書き出したメモを夫に見せて、話し合いました。
わたしがしてほしかったことは、夜わたしが家事をしているときに、一緒にしてくれること。
具体的には
- わたしがごはんを作っている間に、配膳準備をする
- わたしが料理を作り終えるくらいのタイミングで洗濯機を回す(食べ終わって一息ついて干せるように)
- わたしが洗濯物を干しているあいだにお皿を洗う
- 一緒に洗濯物をたたむ
協力して家事をやっているんだ、と思えるだけで全然辛くなくなったことにびっくりしました。
ほかの家庭の家事分担はどうなのか? フォロワーさんが教えてくれた!
この話をわたしはツイッターでつぶやいたところ、リプライ(コメント)をくれたブロガーさんがいました。
同じ時期にブログを始めたみんくさん@ユーマ(UMA)さん(@mink_monocomo)です。
我が家はお互いが家にいないときに家事やって、「掃除したよー」「布団干したよー」と報告し合うのが楽しみです。
いないときにやっとくと、「やってもらった感」が増すので、「今度は自分がやろう」って思うようになる気がします…
あとは手間がかかる家事は家電にもやらせていたり…なのであまり胸を張ることができません…
毎回乾燥までしてもらっているので、干したり取り込んだりがないだけでかなり負担減ですっ
ブログにまとめようと思うので、載せてもいいですか? 聞いたところ、こころよく許してくださいました。
みんくさんのブログはこちら>>>モノコモ
みんくさんのご家庭では、
- 先回りして家事をする→感謝し合う
- 便利な家電には積極的に頼る!
というところがポイントなのかな、と思いました。
報告するのが楽しみ、なんて素敵ですよね!
わたしなら、やったったで!!とドヤ感出してしまいそう……(器の小ささ)
あ、かわいいアイコンなので誤解される方もいるかもしれませんが、みんくさんは男性です!!
素敵な旦那さま~!!
家事分担について考えるときに読むと役立つおすすめ記事
わたしは実は結婚する前から、仕事と家事をどう両立するかについては考えていました。
今回紙に書き出す、というのをやってみたのも、紹介した記事を参考にしています。
どちらの記事もめちゃくちゃ参考になるので必見です!
○川崎貴子さん「酒と泪と女と女」記事:夫を家事・育児に誘い込むファーストステップ1.2.3!
以前、私はこのブログ「産後クライシス」で妻達に、「察してもらいたい。」とか、「夫に当事者意識を持ってほしい。」などという当たり前の感情は取りあえず隠滅し、妻自らが「育児リーダー」としての名乗りを上げ、夫に的確な指示出しをしながらピンチを乗り越えて欲しいと書きました。
超! 具体的な方法が書いてあります! すべての妻必読だと思います!!
○斗比主閲子の姑日記記事:家事分担について我が家でしていること
こちらでも、具体的にどうやって家事分担していくのかを書いてあるので、自分の家庭に合わせて考えていけそうです。
関連記事がほかにもあるので、読みだすと離脱できなくなります(注意)
最後に
みんくさんのご家庭の例も紹介させてもらったように、それぞれの家庭に合った、いろいろなやり方があるのだと思います。
うちの家庭はこれで上手くいってる!! と自慢する気は全然ありません。
「一緒にやる」って何それ?ってわたしも自分で思います。
それでも、
- 実際に必要な家事について書きだす
- 自分が何ができて、何が嫌なのかを知る
- それを元に二人で解決策を考える
というステップを踏めたことは、今後の夫婦関係を考える上でも大切な経験だったのではないかなと思っています。
わたしも「察して」からの脱却をさらに目指します!!
この記事が少しでも何か考えるきっかけになるとうれしいです。