助産師で、2019年6月に1児の母になりました、ミノリです。
色んな雑誌やネットで赤ちゃんのお世話グッズ一覧を見てると、細かいものがたーくさん載っていますよね。
何がなんだかわからない!
と混乱していました(助産師なのに!)
産後、実際に新生児のお世話をしてみると、『よくある「必要なものリスト」には載っていなかったけど、使ってみるとすごく便利だった!』というものがあったり、逆に「必要だと思ったけど要らなかったな〜と思うものがあったり。
この記事では、そんな「必要なものリスト」ではあまり見かけなかったけどおすすめのものをご紹介していきます。
使った実感を忘れないうちに生の声をお届けします!
大きな声では言えないけれど、せっかく買ったのに要らなかったものも最後に紹介しているので、参考にしてみてください。
新生児期の赤ちゃんのお世話便利グッズ①:yogibo(ヨギボー)のラウンジャー(ビーズクッション)
授乳をラクに行うためには、お母さん自身がリラックスして深くもたれかかることができるソファや椅子があると便利です。
産院などではあまり習うことはないかもしれませんが、お母さんもラクに授乳できる「レイドバック法」にもチャレンジしやすいです。
ですが、わが家は基本床座で、大きなソファを置くスペースもない!
加えて、できるだけ育児で一時的にしか使わないものは取り入れたくないと思っていました。
そこで取り入れることにしたのが、ビーズクッション。
授乳アイテムとしてビーズクッションを使うメリットは、次のようなものがあります。
- 簡単に持ち運び可能(日中はリビング、夜は寝室など)
- 場所をとらない(掃除のときも簡単に動かせる)
- 授乳期間が終わっても家族で使える
わたしはビーズクッションと、丸めたバスタオルを使って授乳しているので、いわゆる授乳クッションは持っていません。
無印良品のいわゆる”人をだめにするソファ”など、たくさんのビーズクッションがある中で、わたしがyogiboのラウンジャーを選んだ理由はこんな感じです。
- しっかりしていてヘタりにくい
- 頭をもたせかけて楽に授乳できる
- 幅があるので、フットボール抱きもすぐできる
- 日中の一時的な赤ちゃんの居場所になる
わたしは実店舗で実際に座ってみて購入を決めたのですが、
と感じました。
使い始めて3か月ほどで、さすがに購入時ほどではありませんが、まだまだヘタらず使えています。
ヘタってきた場合も、中のビーズを追加で買って補充することができます。
また、埋もれてしまう可能性があるので目を離すことはできませんが、調理中や食事中などに寝かせて(座らせて?)おくと、しばらくはお利口さんで待っていてくれるので重宝しています。
妊娠中に買ったのですが、どんな姿勢をしても苦しかった臨月には、ほとんどyogiboにもたれて(一体化して)過ごしていました。
妊娠中から愛用するのもおすすめです。
新生児期の赤ちゃんのお世話便利グッズ②:ベビーモニター
赤ちゃんのお世話にベビーモニターって、なんだかちょっと抵抗を感じませんか?
最初はわたしも
育児を機械に頼ってる気がしてなんとなく罪悪感があるし……
と思っていたんです。
でも実際に使ってみると
と断言できるほど、わたしにとっては欠かせないアイテムになっています。
24時間赤ちゃんのそばに張り付いていないといけない!というプレッシャーから、ほんの少しの時間でも解放されるだけで、気持ちが楽になるんです。
気分転換できることで、赤ちゃんにも余裕をもって向き合うことができたり、無理のない範囲で家事もできます。
ちょっとした家事すらできないと、「わたし今日なんにもしてない」と自己肯定感が下がりがちです
うちでは、夜20時半頃に寝かしつけてから、わたしたち夫婦が寝室に行くまでの2〜3時間使っていることが多いです。
モニターを見ながら、夫とその日の出来事を話したり、洗い物等ちょっとした家事をしたり。
赤外線センサーがついているので、暗やみでも想像以上にはっきりと映るし、声も聞こえます。(こちらから呼びかけることも)
3千円程度で、この精神的余裕を得られるなら、絶対買いのアイテムだと思います。
あくまでもベビーモニターは、すぐに駆けつけられる家の中で使用しましょう。
短時間だから・ベビーモニターがあるからといって赤ちゃんを置いて外出することは、ネグレクトという児童虐待にあたる可能性があります。
新生児期の赤ちゃんのお世話便利グッズ③:THERMOSのステンレスボトル
これは、ミルクの調製用に愛用しているグッズです。
ミルクを作る際には、サカザキ菌という菌による感染を避けるため、70℃以上のお湯を使用することが必要です。
わが家には電気ケトルもあるのですが、ほんの数分でも夜間に沸かすのは面倒に感じます。
ちなみに、わが家では夜間ミルクセットを寝室に置くようにしています。
夫とも共有しているので、気がついたほうが寝る前にセット。
ここで声を大にして言いたいのは、
ということ。
というのも、もともとシンプルな飲み口のボトルを持っていたのですが、これだとこぼれるんですよね。
産後は常に寝不足で、夜中は特にぼんやりしています。
熱いお湯を入れていたらヤケドする危険もありますよね。
そんなときもこの飲み口が注ぎ口になるので、お湯をこぼすことはまずありません。
わたしはTHERMOS(サーモス)のボトルを愛用しているのですが、
- 保温性抜群
- 軽くて持ち運びやすい
といった点が気に入っています。
調乳用のボトルも売っているのですが、ゆくゆくは完母を目指したい、子どもが大きくなったら普通に飲み物を入れて使いたいと思ったので、シンプルなステンレスボトルにしました。
楽天では名入れできるのもあって、実はかなりほしいです(笑)
おまけですが、湯冷まし用には100円均一で買ったこのボトルがめちゃくちゃ便利でした!
この注ぎ口が使いやすいし、プラスチックで軽くて何より安い!
新生児期の赤ちゃんのお世話便利グッズ④:ベッドインベッド(ファルスカ)
わが家は、すのこベッドの上に布団を敷いて、親子3人川の字で寝ています。
赤ちゃんを家に連れて帰ってきてすぐは特に、
赤ちゃんはちゃんと息をしてるかな?
寝ている間に押しつぶしてしまわないかな?
と心配がつきませんでした。
ですが、部屋は狭いし、一定期間しか使わないものをあまり買いたくない(レンタルという選択肢もありますが)から、ベビーベッドはあまり取り入れたくなかったんですよね。
ベッドインベッドを置くことで、省スペースでも、大人が押しつぶしてしまう心配なく眠れます。
実際に夫が覆いかぶさるようになっていることがあり、買ってよかったなと思います。
それでなくても色んなことが心配・不安な時期。少しでも不安が取り除けるだけでラクになります!
3000gちょっとで生まれた娘が生後1週間のときのサイズ感はこんな感じ。
我が家で使っているファルスカのベッドインベッドは、他にも色々な使い方ができるそう。
まだベッドインベッドとしてしか使っていませんが、その他の使い方もできるようなので、またレビューしたいと思います。
新生児期の赤ちゃんのお世話にいらなかったもの:授乳用ライト
SNSで
という意見を見かけてなるほど〜と思って購入したんです。
でも結果、全く要りませんでした!
なぜなら、夜間わたしが赤ちゃんのお世話をしていても、夫は全然目を覚まさないから!
授乳用ライトを買おうかな〜と思うのって、
という気持ちからだと思うんですよね。
わたしも、妊娠中は思っていたんです。
平日は毎日早くから仕事がある夫をなるべく起こさないようにしたいな。
夫はちょっとした物音で目覚める繊細なタイプだから、常夜灯にするだけでも起きちゃうかも……!
ですが、全然起きない! 信じられないほど起きない!!
便利だった! という意見も見かけるので、焦って準備せず、パートナーの方と赤ちゃんの夜のお世話をやってみてからでも遅くないと思います。
新生児期の赤ちゃんのお世話便利グッズまとめ
最後に、使ってみて便利だったグッズをもう一度まとめておきます。
- yogibo(ヨギボー)のラウンジャー(ビーズクッション)
- ベビーモニター
- THERMOSのステンレスボトル
- ファルスカのベッドインベッド
この記事が少しでも参考になるとうれしいです♪